宅建試験に働きながら3ヶ月で合格する方法
不動産関係の資格「宅地建物取引士」という資格があります。今から資格を取得しようと考えている方に、「働きながら、3ヶ月で、お金をかけずに、合格するための勉強方法」について解説します。
(あくまでも個人の経験を元にしておりますので、ご了承下さい)
宅建試験は、受験者数22万人、合格率17%で、受験資格の制限がなく誰でも受けられるため、人気の資格となっています。
50問のマークシートの4択問題で7割程度正解すれば良いので、運でもかなりの所まで行けます。
また、宅建業の従事している者が登録講習という講習を受けると、5問免除されるという制度があり、合格率が上がります。
資格が無くても不動産業者で働くことは出来るので、持っていなくても全く問題はありませんが、一つの事務所において5名に1名の割合で資格保持者が必要なので、不動産会社によっては積極的に受けさせられる場合もあります。
さて勉強方法ですが、まずは7月中旬までに申込みをして下さい。申込期日を遅れてしまうと、受験は1年後となってしまいます。
次に、参考書を買います。たくさんあってどれが良いのか悩んでしまうのですが、私は次の本を使いました。
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト
わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集
最後に、10月下旬の試験2週間前にTACの模擬テストを受けました。
試験前の1週間は、仕事中も勉強させてもらいました。
一番大事なことは、テキストを絞ることです。
何度言ってもこのアドバイスが受け入れられることは少ないのですが、コツはこれだけです。
私は直前の模擬試験で合格圏内に到達できなかったので、何を血迷ったのか本屋に行って「わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年」を買って来て、やり始めました。
しかし1日やってみて、2週間で全部出来るなと計算した瞬間に、間違えた問題を覚えきれるのかという疑問が湧き起こり、諦めました。
今までやってきたテキストを信じて、それでダメだったら仕方が無い。
それよりも、本当に1度は信じたテキストを最後までやり遂げたのか、と自問自答したのです。
宅建の試験問題は持って帰って自己採点することが出来ます。
私は自己採点した結果、どうしてこんな基本的な必ず解けなければならない問題を間違えているのだろうかというような問題を、ポコポコポコポコ何問も間違えていました。
たまたま運良く合格することが出来ましたが、もし落ちていたら、それは解けなくても合格できる問題が解けないから落ちるのではなく、必ず解けなければならない基本的な問題を落とすから落ちるのだなあとしみじみ実感しました。
試験直前に焦ってしまって色々なテキストや問題集に手を出してしまう気持ちはわかります。
しかし、それは最もやってはならないことです。
あともう一つ、テキストの覚え方ですが、私の使っていたテキストはかなり分厚いものだったので持ち歩くのが面倒でした。
そこでオススメなのがこの神アプリです。
「暗記マスター」
これは見つけたときに、まさに探していた機能が盛り込まれていて感動しました。
テキストを裁断して、スキャンして、データをアプリに取り込んで、アプリ上で覚えるところを隠す線を引きます。すると、クリックすると線を引いたところが見えるようになるのです。(紙にチェックペンでマークをして、シートで隠して覚えるというアナログな方法を、全てデジタル化してくれています)
そして、間違ったところだけを再度繰り返すことが出来るという、紙には出来ない機能もある優れものになっています。
これを使えば電車の中やちょっとした待ち時間にも勉強することが出来るので、仕事をしながら3ヶ月で合格することは充分に可能です。
ダラダラと1年かけて勉強するのではなく、3ヶ月やってダメならまた次の年に3ヶ月やることをオススメします。
なぜなら、マークシート型の試験なので、運にもかなり左右される試験だからです。
あまり真剣に考えず、軽い気持ちでチャレンジしてみた方が良いと思います。
株式会社retroでは不動産部門もあるので、希望者は受験することが出来ます。
お気軽にご応募下さい。