学生の就職ガイドの売れ筋ランキング

よく、「本当に自分のやりたいことがわからない」と言いますが、そんな人は、本を読んで、行動してみてはどうでしょうか

就職活動に行き詰まっているならば、就職関係で売れている本を読むのはどうでしょう。

「就職本」で検索したときに出てくるアマゾンの売れ筋ランキング1位と2位は、本当に良い本です。

1位は
絶対内定」。

私は幸いにも学生の頃、著者の杉村太郎さんから直接薫陶を受けることが出来ました。
あの時に同世代の友人達と夜を徹して自己分析をしたことが、間違いなく今も生きています。

「〇〇会社で××したい」とか、「□□業界で△△の業務に携わりたい」とか、大体眉唾ですよね。
本心は「お金持ちになりたい」とか「良い会社に入ってうらやましがられたい」とかじゃないかないでしょうか。
それで良いじゃ無いですか。少なくとも私はそうでした。

しかし、私は杉村太郎さんから、「お金持ちになりたい」ということすら本心では無くて、
その先にこそ、その人の本当にやりたいことやコアな部分というのがあるのではないか、ということを気付かせて頂きました。

今読むと恥ずかしい

 

2位は「13歳のハローワーク

この本は何冊も何冊も、大切な人にプレゼントしてきました。
私も13歳の時に読みたかった。

何が言いたいかというと、まずは基本的な情報を手に入れましょうということです。
インプットが無ければ、アウトプットは出来ません。
孫子も「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」と言っています。
しかし、どの情報が有益かというのは、センスが必要です。
その時に役に立つのが、今までは人脈や、本屋に通うという行為だったのですが、最近は検索能力かなと思います。

これは転職でも同じような気がします。
retroのメンバーにいつも言っているのですが、具体的に理想とする生き方やロールモデルを見つけることを薦めています。

皆さんと似たような能力、経歴、状況、思考回路の先人がどこかにいるのではないでしょうか。
憧れたり尊敬できたり共感できるような人を探してみるのはどうでしょう。
その人に会いに行ったり、話を聞くのが恥ずかしければ、Facebookでフォローしてみるのはどうでしょうか。
あなたがwebデザイナーになりたければ、1度webデザイナーにお仕事を頼んでみるのはどうでしょうか。
自分がwebデザイナーになって作りたいと思うサイトを、自腹を切ってクラウドワークスで頼んでみるのは、すごく良い勉強になると思います。

私自身は、一つ一つ結果を出して、次に繋げていく人を尊敬しています。

例えば
田中良和さん
実は、グリーは一時期終わったSNSだと言われていました。DNAだってそうです。
山田進太郎さん
いきなりメルカリを立ち上げたわけでは無く、まちつくというゲーム、その前は写真共有サービスを提供されていました。
本田謙さん
フリークアウトの前に、ブレイナーという会社をヤフーに売却されて、その後ロックアップ期間もありました。
佐藤裕介さん
heyの前はフリークアウトでCOO、その前は実はGoogle辞めてから結構苦労されてます。巷で騒いでいるのは評論家だけな気がします。
枚挙にいとまがありません。
他にも、柴田泰成さん
楽天とリクルートで結果を出して、コンテンツマーケの会社を朝日新聞に売却、今は美容室のクラウドサービスを手がけられています。
金靖征さんや花房弘也さんは数多くの後輩を輩出されています。
インキュベイトファンドでは、各メンバーが、投資をするだけで無く、事業やサービスを自ら作り続けていらっしゃいます。

あるサービスのコアメンバーだった経験を生かして、新しいサービスを立ち上げる、というパターンがほとんどでは無いでしょうか。

情報があれば、自ずとやるべきことは決まってくるのですが、本も読まず、ロールモデルも無く、変な方向に進む人が多いので、もったいないなと思います。

さあ、情報を仕入れたら、行動あるのみです!

今置かれている状況の中で結果を出して、周りの人の役に立ち、責任を果たして、感謝される。
その積み重ねが、次に繋がる、と私自身は考えています。