『資本政策と人材採用は不可逆だ』と良く言われます

こんにちは
retro代表の鈴木です。

よく、『資本政策は不可逆だ』と言われます。
色んな意味があるのですが、一番わかりやすく言うと、誰かが株主になったら、その株主は嫌いでも追い出せません。
よく結婚に例えられます。
結婚するときは良いけれど、別れるときは大変だと。

例えば、あなたが社長の会社において、あなたが株主に、会社の全株式のうち、1%を、100万円で売ったとします。
あなたがもし、その株主のことを嫌いになって、1,000万円で買い戻すと言っても、株主は、売る必要は無いのです。

1度決めてしまうと、後で「やっぱりやーめた」、とか、「やっぱりああしておけば良かった」とか、いくら考えてもどうしようもないものなのです。

同じように、『人材採用』も、なかなか難しいものです。
買取ビジネスで、インセンティブ目当てにして、給料が多いから来た、という人ばかり集めてしまったらどうなるでしょうか。
お客さんを騙してでも儲けようと考える人の集団になってしまい、全員辞めてまた新しく人を入れていかない限り、変えるのが難しい、「会社の文化、方向性」になってしまいます。
一番初めのボタンの掛け違いで、会社の方向性は180度変わってしまうわけです。

幸い、retroにおいては、どちらも上手く行っていると思います。

資本政策においては、従業員持株会があるので、社員が会社の所有者になれます。
retroでは、純資産金額で従業員が株を持てる仕組みになっています。
これはすごいことです。
例えば純資産が2億だとして、利益が1億出れば、株の価値は1.5倍になります。(税金の話は除く)
もちろん、上場株やFX、ビットコインで儲けるのも良いでしょう、しかし、他人の働きに賭けるのと、自分の働きに賭けるのとでは、同じ賭けでも全く違う行為です。
確かに、もし会社が倒産したら、給料も得られなくなり、資産も無くなってしまうという、二重のリスクがあるでしょう。
しかしながら、個人事業主よりもずっとリスクは少なく、上場会社の持株会よりずっとリターンは大きいという、良いとこ取りの仕組みです。

また、人材面においても、retroにはお金目当てで転職、就職した人は皆無です。
目先の給料よりも、まずやりがいがあり、「他社よりも高い価値を提供することによって、他社よりも多くの報酬を得よう」と考える人の集団です。

興味を持った方は、recruit@retro.jpまでお問い合わせ、お待ちしています。