TeamsのピアボーナスアプリKarmaの使い方(slackでも利用可)【ユーザー編】

最近ベンチャー企業ではピアボーナスという仕組みを取り入れる会社が増えています。
上司が決めた評価のみでなく、一緒に働くチームのメンバー同士で感謝の気持ちを伝え合い、それをポイント化することで報酬に結びつけようとする動きのことを言います。

Uniposやその他多くのSaaSがありますが、小さな会社でも簡単に導入できて費用もお安いツールがあるので、ユーザー向けの解説記事を書きました。

以下Teamsで説明していきます。
Teamsの左ナビに3つの点があります。この三点リーダーをクリックして、アプリ検索でkarmaと検索してください。

すると追加というボタンが出てきますので、追加してください。

この画面はTeamsのKarmaアプリの、チャット画面です。
今からヘッダーを順に説明していきますが、もしこの画面に戻りたければ、左ナビの三点リーダーからアプリ検索でKarmaと検索してください。(左ナビ下から2番目のアプリでも検索できます)

それではヘッダーを順番に解説していきます。

チャット(出てこない場合もあります)
これはKarmaアプリとのチャットです。ここでチームのメンバーにKarmaポイントを与えることも出来ますし、Karmaの使い方をbotに聞くことも出来ます。TeamsのアンケートアプリPollyなどを使っていれば簡単なのですが、イマイチよくわからない場合は使わなくて構いません。
余談ですが、ここで質問の中にtourと入れると、使い方が出てきます。
例えば、各ユーザーのチャットボックスで@karma rulesと入力すると、チームの管理者が決めたのKarma rulesが共有されます。
@karma topと入力すると、その時点のポイント上位者が表示されます。 などという解説を見ることが出来ます。

Karma
Karmaポイントをもらった人やあげた人がリストとなって出てきます。レポートページです。
「karma feed」というタブがありますが、ここは解説機能があるので「TRY ME」と書いてあって点滅している所ををクリックしてください。点滅する場所が変わっていくので、順番にクリックして最後まで進んでください。そうすると、Karmaポイントを付与したときのメモや日付が一覧で出てきます。

Rewards
もらったKarmaポイントが集計されています。
ポイントが貯まれば、好きな報酬を選ぶことが出来ます。
選んだらCommentを書いて、Redeemしましょう。
RedeemするとチームにFulfill依頼が流れます。
管理者がFulfillボタンを押すまでは、ユーザー側はPending状態となっています。
上司が通知を受け取って忘れてしまうこともあるので、その場合は催促しましょう
また、実際に報酬を受け取っていないにもかかわらずPendingがFulfilledになってしまったならば、すぐに報酬をもらってください。

Reports
Karmaポイントのチーム全体の集計ページです。

Setting
Notifications
botからのKarmaに関する通知をミュートにすることが出来ます。

ここまでが事前準備です。

では実際にKarmaポイントをチームの仲間にプレゼントする方法を説明していきます。

各ユーザーは、いつも他の人に送っているTeamsのチャットボックスに
@karma @username ++ コメント
と入力するだけです。

もちろんusenameのところにはポイントをプレゼントする相手のusernameを入力して下さい。
++だと1ポイントだけなので、例えば5ポイントあげたければ++の前に5を追加して下さい。
@karma @username 5++ コメント
チームの設定によっては、コメントを書かなければ送れない場合があります。

チャットボックスの下にアイコンがあるのでそこから送ることも出来ます。

Karmaポイントは、チームの設定によって
・1回のお礼(称賛)でいくらポイントを付与できるか。
・1日、1週間、もしくは1ヶ月という一定の期間内にどれだけのポイントを付与できるか。
・管理者から付与されたKarmaポイント(上記の2つで設定したポイント)だけでなく、チームメンバーからもらったKarmaポイントを、他のメンバーに付与するために使えるか否か。
が異なります。
チームのルールが知りたければ、いつも皆さんが使っているチャットボックスに
@karma rules
と入力してみてください。出てきます。

付与できるポイント」総数と、自分がもらって「報酬として使えるポイント」は別だと分けて考えてください。
Karmaポイントをチームメンバーに付与しても、報酬として使える自分のポイントそのものは減りません。
ですから、チームで設定してある「付与できるポイント」は、最大限使って、チームのメンバーにたくさんあげてください。

その方がチームメンバー各々の利益が最大化します。

お客様から感謝の手紙をもらったら嬉しいと思います。
同じように、一緒に働いている仲間にも感謝の気持ちを伝えて、喜んでもらいましょう!

管理者向けのページはこちらです。
https://corporate.retro.jp/teams-karma-admin

記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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