入社3ヶ月目のインターンが、ブランド品の買取査定の練習をやってみた
retroインターンの久住です
いつもは商品登録や顧客サポートをしているのですが、商売の真髄を学ぶためにもっとも有効な『買取査定の練習』をさせてもらうことが出来ました!
買取には「真贋鑑定」と「値付」の査定があるのですが、真贋は難しく経験も必要なので、まずは仕入れの価格を決める査定金額の算出をやることに。
その商品の品番と相場をしっかりと調べて、お客様が満足し、赤字にならないギリギリの買取金額をはじき出すのが最も重要だなと自分でやってみて感じることが出来ました。
キングダムで呂不韋が李牧と交渉し、城をおまけしてもらいましたが、呂不韋のようになるためには、まだまだです。
具体的には以下のように進めました。
まず以下の商品を渡されて、「買取金額を出してみて」と言われたので、
1、定価を調べた⇒1,8000円
2、メルカリでの販売価格を調べた⇒8,000円
3、買取金額を決めた(なんとなく)⇒5,000円
しかし、先輩バイヤーに確認してもらったところ、「相場の調べ方が甘い!」と言われました。
自分はメルカリでしか調べていなかったのですが、メルカリは手数料分や送料を乗せて、個人で売っている人が多いので販売金額が高めに設定されています。
我々は、手数料や送料などは負担して販売していて、企業としてビジネスをしているのですから、まったく異なります。
その後、ヤフオクやラクマやジモティ、そして企業だけが参加できる業者間オークションの相場など多面的に調べて、買取金額を3,000円と算出しました。
細かく書くと、以下の費用を全て計算して算出したのです。
・各サイトでの販売手数料
・送料(買取時と販売時の両方。この2つのタイミングの送料は全く違う)
・販売予想金額
・想定粗利
・商品買取と販売にかかる人件費
・そして消費税
大富豪ロスチャイルドは、ワーテルローの戦いでナポレオンが負けたことを誰よりも早く知って巨万の富を得たという話がありますが、事の真偽はともかく、1つの真理を表しているなと。
商売は情報が全てということを実感することが出来ました。
今回は練習なので関係者から買取金額はいくらでも良いという商品について査定したのですが、本番になると実際この金額で買い取れるかはわかりません。
先輩が言うには、多分この商品は買取可能リストに入っていないし、需給バランスから考えても商売として取り扱うのは難しいだろうとのことでした。
販売金額を想定し、お客様が満足し、我々も持続可能なギリギリのラインを見つけるのは難しく、面白いなと感じました。
retroではインターンを募集しています。
興味のある方は是非ご応募ください、お待ちしています!!