「産後パパ育休」で3ヶ月の休暇を取得しました

こんにちは!retro.jpの堀です。

近年、政府や企業による子育て支援の重要性が高まっています。
弊社では20〜30代の従業員が最も多く就業しており、結婚や出産も毎年のように見られます。
昨年は女性従業員2名が産休に入り、今年は私が「産後パパ育休」で3ヶ月の休暇を取得しました。

今回は、まだ一般的には取得しづらいと感じられる「産後パパ育休」取得までの過程、職場での会話や対応など
弊社での実体験をお伝えします。

 

1.男性で育児休業を取得する障壁

第一子ということもあり、育児休業の取得は初めてだったのですが、まず取得期間をどれくらいにするべきか悩みました。

女性従業員は原則として子どもが1歳になるまで休みますが、男性は本人の意思で数日から1年と様々です。
今年で入社6年目となりますが、育児休暇で数か月の休みを取得した男性従業員の前例がありませんでした。

そのため、私は社内の男性従業員が育休期間について妥当と考える期間を数人にヒアリングしました。
ヒアリングした結果、3ヶ月が妥当となったわけではなく、あくまでも私個人の意思で決めた期間ですが、仮に1年間の休暇を申請したとしても、弊社は快くサポートする体制があると感じます。

仕事をする上で本人の意思が尊重される社風というのは、当たり前のようで当たり前ではない職場も多いと思いますので、今の職場環境に心より感謝しております。

 

2.申請手続きと育児休業給付金の受領

育児休業の期間を決めた後は、然るべき時に申請手続きをする必要がありますが、私は一連の手続きにさほど苦労はしませんでした。
本来は苦手とする手続きも、事務スタッフの気配りによりスムーズに完了することができました。

ネット検索では、育休手当は原則2ヶ月に1度の入金とあるので、事務手続きが遅れてしまうと給付金の初回入金が遅れてしまうことを懸念していましたが、予定していた通りに2か月後に入金されました。

ちなみに、妻は事務手続きがなかなか進まない職場なので、新型コロナウイルス感染症の給付金でもなかなか指定の期間に振り込まれず、今回の育児休業給付金も振込が遅かったことから、ソワソワしながら生活していました。
お金のことは生活に直結しますので、安心して育児に専念するためにも、事務手続きが早いというのも非常に重要ですよね。

 

3.終わりに|これからパパになる弊社スタッフへ

育児休業を取得した3ヶ月間は、家族と深く向き合い、父親としての役割を再認識する貴重な時間でした。
初めての育児に不安を抱えつつも、子どもの成長を間近で感じ、家族の絆が深まったと実感しています。
振り返れば、育児休業の申請を迷わず決断できたのは、会社の理解と支援があったからこそです。

これからパパになる皆さんへ、育児休業の取得を考える際には、自分の意思を大切にし、職場にしっかりとサポートを求めてください。
最初は上司や同僚に話すことに気が引けるかもしれませんが、一歩踏み出すことで、職場内の理解が広がり、後に続く方々への道を開くことにもつながります。
私自身も、これから育休を検討している仲間の相談に乗り、経験を共有していきたいと考えています。

育休はただの「休暇」ではなく、家族と過ごすかけがえのない時間を得るための機会です。
仕事と育児のバランスを取ることは大変かもしれませんが、会社の支援を受けながら、自分自身もその環境に恩返しできるよう努力していきましょう。

これからも、私たちの会社が家庭と仕事を両立できる環境を整え、全従業員が安心して育児に専念できる職場であることを願っています。